洗濯代行サービス「WASH&FOLD(ウォッシュアンドフォールド)」を使ってみました
WASH&FOLD(ウォッシュアンドフォールド)を選んだ理由
今回、ウォッシュアンドフォールドを選んだ理由は「申込から集荷までのスピード」と「ランドリーバッグのデザイン」です。洗濯代行サービスは、専用のランドリーバッグを使うことが多く、購入したランドリーバッグは自宅で保管することになります。デザインが奇抜なバッグや用途が限られるバッグは「購入したくない」と思ってしまうでしょう。しかし、ウォッシュアンドフォールドのバッグは、黒地のトートバッグでランドリーバッグとしての用途以外にも使いまわしができそうです。
会員登録から申込まで
会員登録は、住所や氏名とメールアドレスなどを入力します。入力する項目の下に入力例があるため、ハイフンの有無やスペースの有無に迷うことなくスムーズに入力することができました。
会員登録が終わると、そのまま洗濯の申し込みにすすみます。文字が並んでいるだけではなく、柔軟剤を選ぶ項目では柔軟剤のボトルのイラスト、ランドリーバッグを購入する画面では実物の画像があり、洗濯代行サービスを初めて利用する人でもわかりやすい画面です。
柔軟剤を選ぶ項目は「柔軟剤なし」「柔軟剤(香りなし)」「柔軟剤(香りあり)」の3種類があります。今回は、柔軟剤の使用が推奨されていない寝具を含むため「柔軟剤なし」を選びました。他社には「柔軟剤なし」の項目はなかったため、ウォッシュアンドフォールドならではの選択肢だったのかもしれません。
会員登録から申込までは5分程度で完了しました。
洗濯物の準備
申込が完了したら洗濯物の準備です。
初回は、ランドリーバッグがないため手持ちの45Lゴミ袋に詰めました。ホームページには「100サイズのダンボール」のサイズがcmで表示されていました。100サイズのダンボールは、ちょうど5kgのミカン箱程度です。
今回は、手持ちのミカン箱にゴミ袋をはめ込み、洗濯物を詰めてみました。シーツ1枚、枕カバー1枚、長袖Tシャツ1枚、飾りボタン付きのパンツ1枚、厚手のパーカー1着、そしてガーゼに綿が入ったキルト地の寝具1枚でミカン箱はいっぱいになりました。
洗濯代行サービスでは「お湯で洗うことができて乾燥機に耐えられるもの」を受け付けています。ひっかかる可能性のある「飾りボタン」や綿が飛び出る可能性のある「キルト地」は受け付けないところも多いため、迷いながら箱に詰めてみました。
集荷
集荷は、ヤマト運輸でした。ドライバーにゴミ袋に入れた状態で洗濯物を渡すだけです。ドライバーは、100サイズのダンボールを念のため持ってきてくれましたが、箱に納まることを確認し「あとはやっておきます」と言って受け取ってくれました。
ドライバーを待たせた状態で、いそいでダンボールに詰めてガムテープでふたをとじなければならないと思っていましたが、なにもする必要はありませんでした。伝票の記入も必要ありません。
配達
集荷から2日後にランドリーバッグに入った状態で配達されました。バッグのファスナーは、輸送中に開かないように結束バンドで固定されていました。洗濯物は、きれいに畳まれた状態で大きなビニル袋に包まれてからランドリーバッグに入っていました。
仕上がりの感想
心配していた「飾りボタン付きのパンツ」も「キルト地の寝具」もきれいに洗ってあり、厚手のパーカーもカラッと乾いていました。
集荷のときよりもキルト地の寝具はふっくらとボリュームがでていて、レギュラーサイズのランドリーバッグにちょうどいい量になっていました。実は、厚手のパーカーは子どもがかなり着ていたもので、袖口には絵の具や食べ物の汚れがついていました。仕上がってきたパーカーの袖口には、絵の具も食べ物も一切なく、きれいに洗い上がっていました。自宅では水洗いしかできませんが、洗濯代行サービスではお湯洗いができたため、きれいに落とすことができたのかもしれません。
一番驚いたものはシーツです。自宅では、家族分のシーツを洗うと干す場所が足りません。そのため、半分に折って干したり、干す時間が短くなったりしてカラッと乾かすことが難しかったのです。しかし、今回はお湯でしっかりと洗った後に乾燥機でカラッと乾かしてありました。自宅の水洗いとは違い、お湯で洗ったことでスッキリと洗いあがり、肌に触れるとサラリと気持ちがよく、自宅の洗濯との差に驚きました。
洗濯代行サービス「WASH&FOLD(ウォッシュアンドフォールド)」を使ってみて
配達された洗濯物には、たたみを担当した方の名前が書かれたカードが添えてありました。利用する前は、洗濯物というプライベートなものを第三者に渡して洗ってもらい、たたんでもらうことに少なからず抵抗を感じていました。しかし、洗濯物に添えられたカードをみたとき「会ったことはないけれど、この人がひとつひとつたたんでくれたのだな」と温かさを感じました。