洗濯代行_東京 洗濯代行サービスの紹介や比較やコラム

知りたい! 洗濯代行と家事代行の違いと洗濯代行を選ぶメリット

洗濯代行コラム


「洗濯を代行してほしいならば家事代行に依頼すればいい」と思う人も多いのではないでしょうか。家事代行は、家事全般を代行するため、もちろん洗濯も可能です。しかし、洗濯代行のニーズが高まるにつれて、家事代行ではなく洗濯代行を選ぶメリットはますます大きくなっています。今回は、洗濯代行と家事代行の違いをさまざまな角度から比較してみました。

洗濯代行と家事代行は業務内容が違う

洗濯代行は、名前の通り洗濯に特化した代行業です。スタッフが自宅を訪問して洗濯をするのではなく、洗濯物を預かって洗濯するところが2つの大きな違いです。預かった洗濯物は業務用の洗濯機でお湯を使って洗います。洗濯物は乾燥させ、たたんで配達されます。実は、洗濯物を預かる代行業は、クリーニング業法にもとづいた手続きをした業者しか行うことができません。しばしば、洗濯だけをお願いしたいから「なんでも屋を探す」という人がいますが、衛生面からも洗濯はきちんとした洗濯代行業者を選ぶようにしましょう。

家事代行は家事全般を行う代行業です。スタッフが自宅を訪問し、必要な家事を行います。洗濯も含まれますが、家事代行は洗濯代行とは違い、料金は時間単位です。時間内に終わる範囲で洗濯を行います。

洗濯代行と家事代行は利用者が求める業務内容に違いがあります。洗濯代行には、洗濯という家事をピンポイントに求める利用者が集まり、家事代行には体力や時間の関係で家事全般の手助けを必要としている利用者が集まります。洗濯代行に洗濯をピンポイントで求める人は、「干す」「取り込む」「たたむ」の作業をすべて代行してほしいと考えています。家事代行に洗濯を依頼することは、洗濯という一連の流れの一部で代行が止まる可能性があるのです。

家事代行ではなく洗濯代行を選ぶメリットとは

洗濯代行は、洗濯に特化したサービスのため他の家事をすることはありません。さまざまな事情で洗濯代行を利用する人の中には、炊事と掃除は自分でできる人もたくさんいます。「できることはやりたい」「洗濯だけは苦手」という人にとっては、洗濯代行は必要十分の使いやすいサービスです。

また、洗濯代行は家事代行よりも料金を抑えることができます。洗濯のように時間がかかる作業は時間単位ではなく、作業単位の料金体系の方がコスパはよくなるのです。忙しい人ほど時間を金額に置き換えて考える傾向があります。「家事は自分でやって当たり前」と思われていますが、時給換算すれば洗濯代行の料金がさほど高くないと気がつきます。忙しくて時間がない人、お金を出してでも自分の時間を必要としている人にとって洗濯代行は自分の時間を買えるサービスともいえるのではないでしょうか。

洗濯代行と自分で洗濯と家事代行のコスパを比較

洗濯代行と自分で洗濯と家事代行のコスパを比較するために、それぞれ時給換算してみましょう。洗濯代行は、自社集配かつ月額制であれば1回1,800円程度です。1,800円で洗濯物をたたむ作業まで終えることができます。自分で洗濯をするならば、洗濯機を回し干すだけで1時間はかかります。

さらに取り込んでたたむとなれば1時間半はかかるでしょう。現在の東京の最低賃金は1,041円です(2021年12月現在)。1時間半ならば1,520円になります。家事代行は1時間当たり2,000円以上が相場のため約3,000円です。1時間で洗濯物は乾きませんが計算上1時間で比較しました。

つまり、料金だけを比較すれば「自分で洗濯1,520円」「洗濯代行1,800円」「家事代行3,000円」の順になります。

コスパは、費用対効果で考えます。洗濯代行は、洗濯物をバッグにつめて渡すだけで自分の時間を確保することができます。洗濯代行を利用することは、コスパよく自分の時間を確保する手段のひとつでもあります。

海外の洗濯代行や家事代行事情とこれからの日本

海外では、日本よりも家事や洗濯を外注に出すことが日常化しています。シンガポールやインドネシアでは、住み込みのメイドがいて家事の一切をこなします。フィリピンでは、家事代行やベビーシッターそして洗濯代行は日常的に使われているサービスです。

日本は「家事は自分でやること」「代行は贅沢」という考えがいまだに残っています。インドネシアのように自宅にメイドの部屋があり、家事を任せることが当たり前の国に行っても日本人の多くはメイドを雇わない傾向があります。その背景には「人を雇うことに慣れていない」「家事を代行してもらうことに慣れていない」という習慣の違いもありますが、根っこには「代行は贅沢」という思いがあるのではないでしょうか。

しかし、夫婦共稼ぎ世帯や独居高齢者世帯の増加など昔とは違う日本になっています。洗濯は、どんな時代になっても消えることがない家事です。必要な人が必要とするときに海外と同じように気軽に利用できるようになるまでに時間はかからないのかもしれません。

おわりに

洗濯代行も家事代行も、今まではお金持ちの人が利用するものと思われていました。しかし、飲食店のデリバリーのようにスマートフォンの操作だけで洗濯を終えられる時代が近づいています。「自分の時間がほしい」と思っている人は、洗濯代行を利用して時間を有効的に使ってみてはいかがでしょうか。