知りたい! 洗濯代行とコインランドリーの違いと洗濯代行を選ぶメリット
洗濯代行を利用する理由が「洗濯機が壊れたから」「一気に洗濯物をかたづけたいから」ならばコインランドリーを利用する方法もあります。しかし、洗濯代行とコインランドリーには大きな違いがあり、人によっては洗濯代行のメリットの方が大きいことがあります。今回は、似ているようで違う洗濯代行とコインランドリーの違いについてお話しします。
洗濯代行とコインランドリーは必要な手間が全然違う
洗濯代行は、洗濯物の引き受けから受け取りまで自宅にいるだけで完了することができます。申し込みはスマホから簡単にでき、届いた洗濯物はきれいにたたまれた状態で納品されます。コインランドリーは、洗濯代行より料金は安いですが、その分手間がかかります。まず、コインランドリーに洗濯物を持って行き、洗濯機を作動させます。洗濯が終わったら必要に応じて乾燥させて持ち帰ります。帰宅後は、洗濯物をたたんで完了です。
昔は毎日のように銭湯に通う人が多く、コインランドリーは銭湯のついでに利用することができました。お風呂に入っている間に洗濯が終わることは時間も効率的に使うことができたのです。しかし最近は、コインランドリーに行こうと思えばスマホで場所を探し、はるか遠くまで車で移動しなければならないのではないでしょうか。車があればいいですが、自転車や徒歩で大量の洗濯物を抱えて行くことは効率的ではありません。
やっとの思いでコインランドリーにたどり着いても、梅雨時には空きがなく長時間待つこともあります。洗濯中は待機するかどこかで時間をつぶさなければなりません。ちょっと取り出すタイミングが遅れれば、知らない人の手によって洗濯物がカゴに移動されていることもあるのです。
ただ、最近はコインランドリーも進化しています。待ち時間を利用して併設されているカフェで休憩ができたり、洗濯代行サービスが利用できたりするところもあります。
洗濯代行とコインランドリーの料金の違い
コインランドリーで洗濯をする場合、家庭用の洗濯機程度の量（38L程度）ならば500円前後が相場です。さらに乾燥機を利用すれば別途10分100円程度が必要です。しっかり乾燥させようと思えば500円以上はかかります。さらに往復の時間と待ち時間を時給に換算すればプラス1,000円はするのではないでしょうか。つまり38Lの洗濯物は洗濯から乾燥までで2,000円以上のコストがかかることになります。
洗濯代行は38Lで1,800円（自社集配・定額利用の場合）です。移動時間も待ち時間も必要ありません。待ち時間に仕事をしていれば、プラスマイナスゼロと考えることもできます。
「洗濯代行はコインランドリーよりもずっと高く贅沢だ」というイメージがあるかもしれません。しかし実際に数字化して考えてみると、洗濯代行はとてもコスパのいいサービスにみえるのではないでしょうか。
洗濯代行とコインランドリーの洗い方の違い
洗濯代行とコインランドリーは同じ設備（洗濯機・乾燥機）です。洗い方と乾燥方法に違いはありません。
洗濯代行は、洗濯物を洗濯工場に持って行きます。洗濯工場にはたくさんの洗濯機が並び、ランドリーバッグひとつにつき1台の洗濯機と乾燥機が作動します。洗濯工場は、巨大なコインランドリーにも似ています。大きな違いは洗濯工場には「たたみ場所」があることです。洗濯代行は、洗濯から乾燥を一気に行い、人の手で一枚一枚丁寧にたたみます。たたみ場所のスタッフは女性が多く、丁寧にしわをのばしながらたたんでいます。
コインランドリーでは、乾燥もできます。しかしカラッと乾くまで乾燥させるまでには時間がかかります。中途半端に乾かした状態で大きなビニル袋につめてしまし、帰宅したら全体が湿っぽくなっていた経験はないでしょうか。洗濯代行ならば、時間や料金を気にすることなく乾燥まで行うことができます。
コインランドリーではなく洗濯代行を選ぶメリット
コインランドリーではなく洗濯代行を選ぶメリットが大きい人は、ずばり「洗濯という家事から解放されたい人」「やらなければいけないという精神的な負担を取り除きたい人」です。コインランドリーは、洗濯をする場所を変えることはできますが、洗濯から解放されることはありません。コインランドリーは営業時間内に訪れなければならず、行かなければならないという負担は残ります。
洗濯代行は、行く必要もやる必要もありません。もちろん、洗濯代行はコインランドリーよりもお金はかかります。しかし体の負担や精神的な負担は努力だけではどうしようもないことがあります。洗濯代行は、時短や分担だけでは対応できなくなりつつある現代人の日常になるのではないでしょうか。
おわりに
コインランドリーにはコインランドリーの利点があり、洗濯代行には洗濯代行の利点があります。手間をかけてでもお金を節約したい人、お金をかけてでも時間に余裕が欲しい人、人それぞれのニーズに寄り添えるサービスが次々に登場しています。「軽減」ではなく「やらない」という選択をすることでみえてくる可能性もあるのではないでしょうか。