子育て世帯の洗濯代行利用が増えている! 時短や分担より代行利用するメリットとは
子育て世帯で洗濯代行を利用する人が増えています。洗濯代行には時短テクニックや夫婦で家事を分担するよりも魅力的なメリットがあります。今回は、子育て世帯が洗濯代行を利用するメリットと変わりつつある代行利用に対する考え方についてお話しします。
子育て世帯が洗濯代行を利用するようになった理由
子育て世帯は洗濯物がたくさんあります。赤ちゃんならば、肌着やよだれかけなど小さな洗濯物が多く、干す手間もかかります。学校に入学すれば体が大きくなり、服も大きくなります。さらに部活のユニフォームやタオルが増え、1日に数回洗濯機を回す家庭も多いのではないでしょうか。
専業主婦が一般的だった時代は、洗濯は家庭でやって当たり前のことだったのかもしれません。しかし時代は変わりました。夫婦共働きが当たり前になり、洗濯は仕事から帰ってから「やらなければならないこと」に変わっていったのです。
共働きという言葉とともに流行した言葉が時短や家事分担、そしてイクメンです。大変な家事を夫婦で共有し助け合うことは素晴らしいことです。しかし、いくら共有しても「やらなければならないこと」が存在することに変わりはありません。とくに洗濯は後回しが難しく夫婦の余裕をなくす原因になっていることがあります。
子育て世帯で洗濯代行の利用が増えた理由は、家事に対する考え方の変化ではないでしょうか。家事は家族のための作業です。家族のための家事が家族の余裕を奪うならば本末転倒です。「家族のための時間と余裕を確保するためにお金を使う」という価値観が、今までの「外注することはさぼること」という考えを吹き飛ばしたのかもしれません。
子育て世帯が洗濯代行を利用するメリットとは
子育て世帯が洗濯代行を利用するメリットは「心身ともに余裕がうまれる」「子どもとの時間を増やすことができる」「頼れるものができる」ということが挙げられます。「心身共に余裕がうまれる」ということは、洗濯代行を利用することで「やらなければならないこと」の存在が消えてプレッシャーがなくなります。
プレッシャーはストレスになり、心身ともにマイナスの影響を与えるのです。また、体が疲れているときの洗濯はつらいものです。洗濯機を回して休んでいると、ウトウトしたころに洗濯物を干さなければなりません。夕方になれば一番忙しい時間帯に洗濯物を取り込まなければならず、体の負担は大きいものです。洗濯代行を利用することでプレッシャーとストレスがなくなり、心も体も休めることができます。
「子どもとの時間を増やすことができる」とは、洗濯をする時間を丸ごと洗濯代行に出すことで物理的に時間を作ることができます。子育て世帯は、共働きはもちろんですが、そうでなくてもやることがたくさんあり、意外と子どもとゆっくりと向き合える時間は少ないものです。洗濯代行を利用すれば、洗濯の時間およそ1時間半をまるごと家族の時間として使うことができます。家族のために洗濯をするのではなく、家族のために洗濯代行を利用するという選択もあります。
「頼れるものができる」とは、実家のように頼れる存在ができるということです。実家が近ければ、忙しいときや疲れたときに「手伝いに来て」と気軽に頼めるのかもしれません。しかし最近は核家族が増え、祖父母が近くにいるとは限りません。そんなときに洗濯代行ならば気を使ったり、タイミングを考えたりせずに利用することができます。
洗濯代行は子育ての手抜きではない
日本では、全部自分でやることが美徳と思われているところがあるのかもしれません。なぜか忙しい人が偉い人というイメージがいまだにあります。しかし、世界に目をむければ「時間の使い方を選択する」という考え方になりつつあります。「やりたいことをやるために時間を使う」「苦手なことよりも得意なことに集中する」という考え方が徹底されています。日本人はがんばりすぎているのかもしれません。シンガポールでは月7万円ほどを払ってメイドを雇います。食事は外食を利用し、時間を自由に使うことが当たり前になっています。
外国のように家事を一切しないことに抵抗があるならば、必要に応じて代行を使う選択もあります。平日は洗濯代行を利用して週末は自分で洗濯をする方法もあります。必要な時に必要な分だけ利用できることが洗濯代行のいいところです。洗濯代行は子育ての手抜きではありません。充実した子育てをするために代行業を利用するのです。
おわりに
必要に応じて購入できるオンデマンドサービスが普及しています。ウーバーイーツのようにより細かい要求に答えるサービスが増えています。洗濯代行もクリーニングやコインランドリーにはなかったサービスとして登場しました。変わりつつある生活や子育て環境に応じて必要なときに洗濯代行を利用してみてはいかがでしょうか。