洗濯代行_東京 洗濯代行サービスの紹介や比較やコラム

洗濯代行を利用している業種と最近の動向は?リスク回避、こだわり重視、コスパ重視など。

洗濯代行コラム


洗濯代行サービスは、個人利用だけでなくさまざまな業種で利用されています。今回は、洗濯代行サービスを利用している具体的な業種と利用動機、そして最近の動向についてお話しします。

洗濯代行でさまざまなリスク回避「エステサロン」

エステサロンは「エステティックサロン」の略で、手やマシンやオイルなどを使ってマッサージやトリートメントを行います。手や顔のパーツだけでなく、ベッドに横になり全身のエステを行うこともあります。

エステサロンでは、たくさんのタオルやシーツを使います。タオル類は、業務用の大判で、家庭用洗濯機で洗濯をすることは難しいでしょう。さらにエステサロンや美容室ではオイルを使います。タオルにオイルがついてしまうと普段の洗濯では落とすことができません。さらにオイルに含まれる不飽和脂肪酸は350度程度で発火します。乾燥機にかけたり、乾燥機から出して放置したりすることが原因の火災が増えているのです。

サロン内で洗濯と乾燥をすることは、手間がかかるだけでなく火災のリスクもあることから洗濯代行を利用するサロンが増えています。オイルが浸み込んだ場合は、通常の洗濯とは違った工程が必要になり、別途費用がかかります。

エステサロンでは、35Lから40Lの小さめのランドリーバッグで週1回から2回の利用が多くなっています。小規模店舗は「バッグヤードに業務用洗濯乾燥機を設置することができない」「洗濯の人員がいない」という問題解決策としても洗濯代行が利用されています。

こだわりのリネンだから「美容皮膚科クリニック」、ロゴ入り大判タオルは洗濯は洗濯代行に依頼

美容皮膚科クリニックは、クリニックのロゴやマークが入ったオリジナルのタオル、肌触りがいい上質のリネンを使用しているところが多いです。そのため、リネンサプライでは対応できず、洗濯代行を利用するところが増えています。

美容皮膚科クリニックは、エステサロンや美容院ほどフェイスタオルの利用量は多くありません。フェイスタオルは、クリニック内で洗濯をして、大判タオルやガウンは洗濯代行のように使い分けているクリニックもあります。クリニックでは、営業時間内は常に手も目も離せません。集配時間が柔軟に対応できるも洗濯代行を選ぶ動機になっています。

需要が増えている「パーソナルトレーンングジム」、ウエアの洗濯代行

新型コロナウイルスの影響により、不特定多数の人が利用するスポーツジムから個人のパーソナルトレーニングや小規模のジムに切り替える人が増えています。また、おうち時間が増えて運動不足解消のためにトレーンングを始める人も増えています。

パーソナルトレーニングジムではレンタルウェアを利用しているところもあります。レンタルウェアを導入しているジムでは、利用者はシューズだけを持ち、手ぶらで来て手ぶらで帰ることができます。利用者のウェアをジムのスタッフがすべて洗濯することは難しいでしょう。多くのパーソナルトレーニングジムでは、ウェアは洗濯代行、タオルはリネンサプライというように使い分けをしています。

衛生的な管理ができる「飲食店」、洗濯代行で従業員の負担を軽減

飲食店は清潔感が大切です。ユニフォームやエプロンの洗濯は、従業員に任せているところもありますが、洗濯の仕方や汚れの感じ方には個人差があり「もっと衛生的に管理してほしい」と思う経営者も多いようです。

洗濯代行は、曜日を固定することで定期的に集配をします。「毎週月曜と水曜に集配」と曜日を固定すれば、すべての従業員のユニフォームを同じ頻度で洗濯することになります。結果的に、常に一定レベルの清潔感を保つことができるのです。

もちろんユニフォーム類だけでなく、テーブルクロスやナプキンもまとめて洗濯代行にだすことも可能です。

洗濯代行の最近の動向とは

紹介した3つの業種は、どれも比較的立地がいい場所にあります。そのため、十分な広さのバッグヤードをもつことができず、限られたスペースで運営されています。業務用の洗濯乾燥機は、家庭用よりもたくさんの洗濯をすることができますが、設置スペースが必要です。さらに働き方改革により「コア業務以外は外注に出す流れ」が加速化しています。従来の外注サービスは、大手企業を前提としているため最低ロット数や利用頻度の基準が高めに設定されています。そこで注目されつつある外注サービスが洗濯代行です。洗濯代行は、一般家庭レベルの受注数から対応しているため、対応業種が幅広くなっています。

今後は、よりコア業務とそうでない業務のすみわけが求められていくでしょう。洗濯代行は「小回りがきく代行業」として多くのニーズにこたえていきます。

おわりに

洗濯代行を利用している業種は、「自社で洗濯できる量ではないけれどリネンサプライを利用するほどではない」というところがほとんどです。洗濯代行は、月額制や自社集配そして曜日固定集配など契約者ひとり一人にあったサービスを提供しています。