洗濯代行_東京 洗濯代行サービスの紹介や比較やコラム

洗濯代行業者に聞きました。こんな法人や店舗は困るベスト4

洗濯代行コラム


洗濯代行の法人や店舗利用が増えるとともに「困ったお客様」もみかけるようになりました。洗濯代行サービスを満足できるサービスにするためには、正しく利用することがポイントです。今回は、洗濯代行業者に聞いた「こんな法人や店舗は困る実例」をベスト4にまとめました。

ベスト4:ランドリーバッグからあふれるほどの洗濯物が入っている

きれいに洗い上げるためには、余裕をもって洗濯をすることがポイントです。洗濯代行は、ランドリーバッグ1個につき1回の洗濯をします。そのため、ランドリーバッグにパンパンに洗濯物が詰まっていると、洗濯機に余裕がなくなり、きれいに汚れを落とせない可能性があります。

法人や店舗の中には、ランドリーバッグからあふれるほどの洗濯物をつめるところがあります。多すぎる洗濯物は、汚れ落ちが悪いだけでなく、タオルやシーツの生地をいためることになるのです。

ランドリーバッグに詰める適量はバッグの口がきちんと絞れる量です。中が見えることがなく、余裕を少し残すくらいがちょうどいいでしょう。また、リネン類は濡れるとカサが減ります。やむを得ず濡れた状態でバッグに入れるときには、さらに余裕を残して詰めるようにしましょう。

ランドリーバッグの適量を超えた場合、追加料金が発生することもあります。一般的にランドリーバッグのサイズは、38L程度の家庭用サイズから250Lの業務用サイズまであります。洗濯物の量に応じたランドリーバッグを選ぶことが業者にとっても契約者にとっても、そして洗濯物自体にとっても気持ちよく洗濯をするコツです。

ベスト3:長時間放置した洗濯物を出す

洗濯物は、早く洗うことが一番です。生乾きのまま数日間放置されたタオルは嫌なにおいがします。においは、簡単に落とすことはできません。さらに、一度においがついたタオルは、一見きれいにみえても濡らすことでにおいが復活します。ホットタオルにして使用するサロンでは注意が必要です。

また、白いシーツやタオルは長時間放置しておくとカビが生えます。カビは繊維の奥に入り込み、洗濯をしてもきれいにはなりません。カビが生えたリネン類は使うことはできなくなります。

洗濯代行は、随時依頼することもできますが、随時依頼だと「まだ大丈夫」「まだランドリーバッグに余裕がある」と思いがちです。曜日を固定した定期利用(月額利用)にすることで、洗濯物を放置することなく定期的な洗濯を続けることができます。

ベスト2:オイル付きタオルと通常のタオルが混ざっている

エステティックサロンやマッサージサロンでは、オイルを使うためタオルにオイルが付着することもあります。オイルが付着したタオルは、通常の洗濯をする前に下洗いなどの処理が必要です。オイルはオイル汚れだけではなく、オイルのにおいも落とす特別な洗剤で洗います。

法人や店舗の中には、オイル付きタオルと通常のオイルが付いていないタオルを同じランドリーバッグに詰めて出すところがあります。オイル付きと通常のタオルを混ぜてしまうと、オイル汚れやオイルのにおいがすべてのタオルに移ってしまいます。一般的にオイルが付着した洗濯物は別途料金が発生します。オイル付きタオルを別のランドリーバッグに分けておけば、必要最低限の追加料金で特別な洗濯をすることができるのです。

「この程度のオイルなら通常の洗濯で大丈夫かな」と思うかもしれません。しかし、通常の洗濯ではオイルは油ジミとして残ります。またタオルに限らずオイルが浸み込んだ洗濯物は、乾燥機による火災のリスクがあるため、通常の洗濯物と混ぜることは避けてください。

多少の追加料金が発生しても、汚れに応じた洗い方をしたほうが気持ちよくタオルを使うことができるのではないでしょうか。

ベスト1:洗濯物の出し忘れによる再集荷が多い

洗濯代行業者を困らせるベスト1は、法人や店舗と個人利用者共通で「洗濯物を出し忘れること」です。法人や店舗の場合は、個人利用者よりも再集荷が難しいことがあります。なぜならば、法人や店舗は連絡ができる時間帯が限られているからです。洗濯代行サービスは不在時でも置き配や宅配ボックスを利用して集配することができます。法人や店舗では、開店前や閉店後に集配するところも多く、そのような時間帯に洗濯物を出し忘れてしまうと再集荷の連絡が取りづらくなります。

洗濯代行業者は、決まった場所に洗濯物が出されていなければ、電話で連絡をとり、再集荷をしています。しかし、工数が増えるため場合によっては追加料金が発生します。

スムーズな利用をするためにも、洗濯物の出し忘れだけは避けてほしいことです。

おわりに

法人や店舗では、現場のスタッフが洗濯代行業者とやりとりをします。忙しい店舗ほど「洗濯物を出し忘れる」「洗濯物の分別が不十分」などの「困ったこと」がおこりやすいようです。洗濯代行業者はたくさんの法人や店舗の洗濯物を預かっています。「不便だな」「困った」と思うことがあったときには、ぜひ洗濯代行業者に相談をしてお互いの「困った」を解決していきましょう。