洗濯代行とは? 依頼方法から料金まで徹底解説
洗濯代行をご存じでしょうか
最近は、自宅で洗える服が増えたり、感染症が流行したりしたことから洗濯物の量が増えています。
ただでさえ忙しい現代人にとって洗濯は意外と負担の大きい家事です。今回は、洗濯を負担に感じている人すべてに知ってほしい「洗濯代行」について徹底解説します。
洗濯代行を一言でいうとどのようなサービス?
洗濯代行を一言でいうと「洗濯をまるごとやります」というサービスです。洗いだけ、乾燥だけではなく、洗濯をまるごと請け負うサービスが洗濯代行です。
具体的に説明すると、洗濯代行はクリーニングと違い、家庭でできる洗濯物（水洗い）を受け取り（集荷）、洗濯から乾燥そしてたたみまでを行い、自宅までお届け（配達）します。
集荷と配達の方法はエリアによって異なり、宅配業者もしくは自社集配のいずれかになります。クリーニングよりも安くコインランドリーよりも便利なサービスが洗濯代行といえるのではないでしょうか。
洗濯代行の利用者は忙しい単身者をはじめ、共働き世帯を中心に右肩上がりで増え続けています。
洗濯代行のサービス提供エリアと料金
洗濯代行は、集荷と配達を行うためサービスの提供エリアが決まっています。一般的な提供エリアは、自社集配の場合は東京23区や店舗周辺です。宅配業者の場合は、全国対応が可能になります。
洗濯代行の料金設定は洗濯物を入れるバッグの大きさや契約によって変わります。洗濯物を入れるバッグは、ランドリーバッグとよばれ各社で専用のバッグが決まっています。30L～40Lの大きさならば1回あたり1,800円～3,500円（集配料含む）です。
料金に幅がある理由は集配の方法が異なるからです。自社集配は安く、宅配業者は高い傾向があります。また、契約は単発の利用よりも月額利用（サブスクリプション）の方が安くなります。月額利用は利用回数が多いプランほど1回あたりの料金は安くなります。
各社は、初月半額キャンペーンや初回ランドリーバッグ無料サービスなど魅力的なサービスを企画しています。利用頻度や量を照らし合わせて、自分のニーズと合っているプランがある業者を選ぶといいでしょう。
洗濯代行の依頼方法
洗濯代行の依頼や申込はインターネットで行います。もちろん、スマートフォンからの申し込みも可能です。自社集配の場合は、集荷してほしい日の18時までに申し込みをすれば当日中（23時まで）に集荷できる会社もあります。
急な外出予定が入り洗濯ができなくなったときでも外出先からスマートフォンで申し込みを行うことができます。洗濯物の集荷は、在宅していなくても置き配利用で集荷可能です。
一方、宅配業者が集配する場合は宅配業者の規定に基づきます。集荷は宅配業者のサービス提供時間内で行い、置き配による集荷はできないことが多いでしょう。
洗濯代行は、コインランドリーのオプションサービスとして行っているところもあります。その場合は、集配ではなく店舗への直接持ち込みが必要になります。
洗濯物の受け渡し方法
洗濯代行の申し込みを終えたら洗濯物をランドリーバッグに入れます。ランドリーバッグは、専用バッグとよばれることもあります。ランドリーバッグは申し込みから数日でポストに届きます。
料金はランドリーバッグごとに決まっているため、スカスカに詰めてもギュウギュウに詰めても料金は変わりません（小さなものや薄いものが多数詰めてある場合は追加料金の可能性あり）。見られたくない洗濯物はネットに入れてからランドリーバッグに入れます。洗濯代行ではアイロンがけは行っていません。
洗濯を終えてきれいにたたまれた洗濯物は、再びランドリーバッグに入って配達されます。仕上がった洗濯物はビニルに入れて軽く圧縮された状態でランドリーバッグに入れるため汚れたり雨に濡れる心配はありません。
洗剤や柔軟剤の指定サービスとその他のオプションについて
洗濯代行の料金には洗剤代も含まれています。
お好みの洗剤や柔軟剤がある場合は、別途1か月あたり1,000円程度の追加費用が必要になることが多いです。ただし、単発利用の場合は指定が難しくなります。指定の洗剤や柔軟剤は、申込者が用意してボトルごと代行業者に預けることになります。強い香りが苦手な方、好みの柔軟剤がある方は指定サービスができる業者を選んだ方がいいでしょう。
洗濯代行はクリーニングと比べるとオプションサービスが少ないです。アイロンがけは行わず、ボタン付けも行っていません。「洗濯」というシンプルなサービスに特化することでクリーニングよりも料金を抑えたサービスになっています。
おわりに
洗濯代行は、利用頻度や方法を使い分けることができます。申込もプラン変更もスマートフォンひとつでいつでもできるため、忙しい人でも負担なく使い続けられるサービスです。自分にあった業者やプランをみつけて、あなたらしい洗濯代行を楽しんでみてはいかがでしょうか。