洗濯代行は集配方法と対応時間帯が決め手! 自社集配や宅配ボックスのメリットとデメリット
洗濯代行は「使いごこち」の決め手となるポイントがあります。それは集配方法と対応時間帯です。今回は、洗濯代行利用前に知っておきたい自社集配と宅配業者、宅配ボックスのメリットとデメリットについてお話しします。
集配は自社集配か? 宅配業者か?
洗濯代行は、集配業務も行っています。コインランドリーやクリーニングのように店舗に洗濯物を持ち込む手間がかからないことは大きなメリットです。
集配は、洗濯代行を請け負う業者が行う自社集配と宅配便業者が請け負う宅配業者による集配の2種類があります。それぞれにメリットとデメリットがあります。
＜自社集配のメリットとデメリット＞
自社集配のメリットは利用者に応じた柔軟な対応ができることです。具体的には、置き配利用、直接手渡し、宅配ボックス利用を自由に選ぶことができます。さらに自社集配は、集配専用スタッフを独自に用意しているため、集荷に出し忘れたときでも可能であれば再集荷の対応もします。
デメリットは、サービスの対応エリアが限られていることです。自社集配は、店舗周辺や東京都内でサービスを行っています。業者によっては、東京近郊でも対応可能としていることもあります。気になる業者があれば、対応可能エリアかを確認してみるといいでしょう。
＜宅配業者のメリットとデメリット＞
宅配業者のメリットは、土日祝日を問わず集配可能なことです。さらに対応エリアを区切らず日本全国対応できることでしょう。料金は自社集配に比べて高めになりますが、遠距離で集配を希望する場合は大きなメリットです。
デメリットは、置き配による集荷ができないことです。宅配と同じシステムのため、配達は宅配ボックスの利用ができたとしても、集荷は対面のみになることが多いでしょう。
自社集配と宅配業者との対応時間帯の違い
自社集配と宅配業者では対応時間帯も異なります。自社集配は、洗濯代行業者が運営しているため、早朝から深夜23時まで対応できる業者もあります。置き配による集配は便利ですが、人によっては洗濯物を玄関先に長時間置くことに抵抗があるかもしれません。早朝対応ならば出勤前に集荷、帰宅後に受け取ることもできます。自社集配で置き配を利用する場合は集荷後に集荷完了の通知（メールやマイページ）が送られてきます。
宅配業者による集荷は、おおむね21時までとなっています。宅配業者は置き配による集荷は対応していないため、在宅が原則です。
実は、対応時間帯は洗濯代行サービスの使いごこちを左右する大きなポイントです。仕事がある人は、日中は出勤中もしくは在宅勤務でも仕事中であり、対面による集配が負担になります。そのため、集配の希望時間帯はどうしても夜間に集中するのです。
宅配業者の場合は、配達時に不在であれば宅配ボックスに入れることになります。しかし最近は宅配ボックスを利用する人が増え、宅配ボックスの空きがなく、持ち帰らざるを得ないことが増えています。そうすると再配達になり、結局次の休日まで受け取れないという事態になることもあるのです。
宅配ボックス・置き配のメリットとデメリット
新型コロナウイルスの影響から宅配ボックスや置き配が急速に普及しました。都内の新築集合住宅では、80％以上で宅配ボックスが設置されている情報もあります。さらに、既存の集合住宅にも後付けによる宅配ボックスが急ピッチで進んでいます。
宅配ボックスは、受取人が不在でもボックスに荷物を入れて配達を完了させることができます。受取人は、暗証番号を入力することで荷物を取り出すため、セキュリティ面でも心配がありません。ただしデメリットもあります。集合住宅の宅配ボックスは、さまざまな大きさのボックスがあります。
本が入れられるくらいの大きさからゴルフバッグが入るくらいの大きさまでありますが、大きなボックスは数が少ないです。洗濯代行サービスで利用するランドリーバッグは約40Lサイズのため、中サイズ～大サイズのボックスが必要です。ランドリーバッグが入るボックスに空きがない場合は、宅配ボックスの利用はできません。
置き配は、玄関前や指定位置に荷物を置く配達方法です。非対面非接触の受け渡しが普及したことから郵便局も置き配を導入しました。現在、宅配業者は置き配による集荷は対応していないことが多いです。置き配は、宅配ボックスのように空きを心配する必要がありません。ただし、オートロックの集合住宅では玄関前での置き配ができないことがあります。
おわりに
洗濯代行は集配方法と対応時間帯が決め手です。宅配ボックスや置き配は今後さらに普及し、洗濯代行の使いごこちもさらによくなると考えられます。自分のライフスタイルにあった集配方法そして対応時間帯の洗濯代行サービスを利用して、ゆとりある生活を送ってみてはいかがでしょうか。